らくらく会計共通ページ 訂正伝票の仕訳について |
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訂正仕訳の基本的な考え方
取消しの仕訳は、逆仕訳ではなくマイナス金額で行なってください。 A正しい仕訳を入力してください。 (注意) 下記の説明は「らくらく会計」の共通説明になっていますので、科目名などは各法人用に読み替えてください。 下記の説明で使用する”資金諸口”は現金と同等な支払資金科目です。学校法人会計では”資金通過勘定”という用語を使用していますが、資金”諸口”と同意語となりますので、下記の説明では”資金諸口”を使います。 |
[「消耗品費」から「燃料費」への振替 |
(説明) 「らくらく会計」は、B/S科目とP/L科目で仕訳を行うことにより、資金収支計算書は自動作成しています。 資金収支へ計上すると仕組として、相手勘定が資金科目であるかどうかで判断していますので、Aの仕訳が原則となりますが、訂正仕訳は比較的多いためにP/L科目同士の科目振替はBの仕訳でも正常に資金収支計算書に反映できるようにしています。 |
「消耗品費」から「器具及び備品」への振替 |
(説明) 経費から固定資産への振替は、Bの仕訳も可能です。 ただし、固定資産から経費の振替で次の仕訳(悪い仕訳)を行うと、「器具及び備品」は固定資産売却収入」に計上されますので、Aのような仕訳で行ってください。 固定資産から経費への振替仕訳 悪い仕訳 消耗品費 50,000 / 器具及び備品 50,000 正しい仕訳 @ 器具及び備品 -50,000 / 資金諸口 50,000 A 消耗品費 50,000 / 資金諸口 50,000 |
昨年度の決算書の訂正で「器具及び備品」から「構築物」への振替 |
(説明) 「非資金諸口」科目は、資金収支計算書に反映しませんので、過年度の訂正で資金収支を変えたくない場合はAの仕訳を行ってください。ただし、Bの仕訳も可能です。 当年度の振替は資金収支計算書にも反映する必要がありますので、非資金諸口のかわりに「資金諸口」を使ってください。 Cの悪い仕訳を行うと、資金収支計算書の「固定資産売却収入」に計上されますので、この仕訳は行わないでください。 |